よく市販のカラー剤と美容室のカラー剤の違いを聞かれます。
『どちらが良いですか?』と聞かれたら
『100%美容室でカラーリングしたほうが良いです。』と答えます。
まず薬剤の種類が違います 。
美容師免許の有無で、扱うことのできる薬の種類に制限があり、薬事法で市販のカラー剤に入れて良い成分と美容室向けのカラー剤に入れていい成分に違いがあります。
2剤の調合
1剤を反応させる2剤と呼ばれる過酸化水素(オキシ)の濃度も美容室では1.5%〜6%まで選択でき、美容師は髪質やダメージレベルをみて薬剤パワーを調節しますが、市販のカラーではパッケージに入っているものしか使えませんし、市販のカラー剤はどんな髪質でも染められるように薬剤パワーは最強の6%に設定されている物が多いです。
カラー剤の塗り方
美容室では、根元と毛先の薬を変えて塗り分けたり、時間差で塗ったりなど人によって使い分けたりしています。
カラーは単純にやりたい色を載せればその色になるという訳ではありません。
根元(新生部)と中間、毛先(既染部)の色味、明度、ダメージや髪質などで色の入り方がちがいますし、頭皮に近い根元の部分は体温で明るくなりやすかったりもします。
市販のカラーは薬が1つなのと自分でやるので塗り分けができず、ムラになってしまうことが多いです。
時間の調整
新生毛は染まりにくいので、時間と薬剤のパワーが必要となりますが、既染毛は時間と薬剤のパワーをそれほど必要としないので、時間調整がとても重要です。
ホームカラーをする方の多くは、放置時間が長すぎる傾向があるようです。
美容室にはいろいろな処理剤があります。
前処理、中間処理、後処理は美容室でしかできないケアでダメージの軽減、カラーの退色を防いでくれるなどの効果があります。
GRINではいくつものメーカーからカラー剤を発注しているので、お客様の求める質感、発色、お色味に合わせてお薬を選んでいきます。
少しでもカラーリングの刺激を少なくする為にハケにもこだわってます。
可能な限り髪への負担を抑え、お客様をカラーリングさせていただいてます。
ホームカラーは安くてお手軽かも知れませんが、美容師からすると美容室で染めて欲しいのが本音です。
失敗して思った色にならなかったり、髪の毛が傷んだり、肌がかぶれたりなどのトラブルが起こってしまうと、後で、直そうと思った時にその時の何倍ものお金と時間が必要になってしまうことがあります。
ヘアカラーでお悩みがあれば気軽にスタッフにご相談ください。
★GRIN CREATIONS★
島根県益田市有明町2−2
TEL:0856-32-9555
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